「出会いから看取りまで」ヒトを元気にし続けるグループを目指します

弊社では2013年11月1日、金沢において第1号ステーションをオープンし訪問看護事業をスタートいたしました。「なぜ、社労士法人が訪問看護を?」不思議に思われる方もいるでしょう。

 私はこれまで企業人事勤務時代から独立を経て30年以上、人事の実務家として、コンサルタント・社会保険労務士として、人材の採用支援や、従業員が生き生きと働けるような制度の設計、社員の能力を伸ばすための研修、労働法規に基づいた社員のトラブル解決などをサポートし、一貫して人事畑で経験を積んできました。

そのなかで追求してきたのが、自らの専門性を生かし、いかに「相手の立場にたって」サービスを提供するか、ということでした。訪問看護事業と出逢ったのは、知人がきっかけでしたが、勉強するにつれ、介護保険や健康保険、年金の複雑な手続き代行を行う社労士業務との接点が思いのほかあること、事業の成否を分けるのは「志ある看護師、専門スタッフの採用」であることなど、これまで弊社が、「外部人事部」として企業サポートを通じて培ってきた全ての経験の集大成となる分野であると直感し、事業スタートにいたったのです。

 2025年には「3人に1人が65歳以上」という超高齢化社会を日本は迎えます。膨張する医療費の抑制と、増加する「要介護認定者」に対して不足する病床数をカバーするため、「高齢者医療は病院から在宅へ」という世の中の流れは加速しますし、企業においても、今後「従業員の両親の介護、看護サポート」は現状の育児サポート以上に、大きな企業の課題になります。「両親の面倒をみるために休職・退職します」という社員も増えてくることでしょう。

 超高齢化社会と成熟経済においては、これまでの「新卒一括採用、一律育成」はいよいよ限界が訪れるでしょう。人事制度設計においては、海外勤務者処遇、高齢者・女性活用がどの企業にも急務となります。さらにネットで労働法関連情報に誰もがアクセスできるようになり、メディアでは労働基準監督官が主人公のドラマが放映されたり、「ブラック企業」という言葉が注目されたりと、企業における残業未払などの労務リスクは急速に増大しています。

このように複雑化した企業人事にまつわる課題に対応するためには、これまでの社労士事務所、人事コンサルティングファームの姿にとらわれていては難しい。その危機感とともに、弊社は「日本最大級の社労士法人グループ・最も顧客の立場にたつ実務家集団」として従来の発想にとらわれない、新たなチャレンジをし続けていくことを決意したのです。

私は、「人の縁」を大事にしています。実際、ここ数年は不思議なくらい多くの元上司、部下、同僚、先輩、後輩との再会があり、大きなビジネスを一緒にパートナーとして取り組んだり、クライアントになって頂いたり、という出来事が続いています。以前弊社の面接を受けられた方が、別に決まった転職先で弊社を思い出し、連絡を頂いたことからクライアントとなって頂いたということもありました。これからも、一瞬一瞬の人との出会いを大事にして、仕事をしていきたいと強く思います。

プロフィール
■藤田 敏克(ふじた としかつ)
1959年、熊本県生まれ。1983年に九州大学を卒業後、山崎製パン株式会社、大手ヘッドハンティング会社、株式会社セブン-イレブン・ジャパン、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、ソフトバンク・イーコマース株式会社で一貫して人事畑を歩む。

2001年に社労士法人人事部サポートSRとして創業。同年4月に株式会社アウトソーシングSRを設立し、代表に就任。

2012年に株式会社ベストソーシングSRを設立。海外日本人留学生支援およびHR(人事部門)人材支援をスタート。

2013年9月に株式会社HALコンサルティングを設立し、代表取締役に就任。

今後、上場企業への提案を見すえて株式会社医療看護介護リハビリ生活総合サービスステーションを設立。訪問看護・介護事業を開始。